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AUTUMN in SANPOKU

風景を観る

観る

はさ掛とは、木材などを組んでつくった「はさ」に、刈り取った稲をたばねてかけ、天日で乾燥させることです。ゆっくり乾燥するため、米割れや味の低下が少なく穂の形が残ったままで乾燥するので後熟が進みおいしお米に仕上がります。

山北では、栗の木と竹で作ったはさが主流で、高いものでは4メートり以上の高さになります。隣の山形県の庄内地方では、一本柱に米をかけて乾燥させる方法が主流でした。かつては日本各地の田舎の秋の当たり前の光景でしたが、今ではめっきり見ることが出来なくなりました。

稲刈・稲のはさ掛け

山北地区全域[Map]📍

小俣の渓流紅葉

出羽街道の宿場町だった小俣宿へ向かう県道に沿って流れる小俣川、雪どけ水に映える新緑と秋の紅葉は、渓谷と調和して心を奪われる美しさを見せてくれます。特に鏡岩トンネルから藤巻橋あたりまでの間の眺めがおすすめです。10月下旬から11月上旬に見ごろを迎えます。

文化を感じる

文化

コド漁・塩引鮭

山北地区の勝木川や大川にも晩秋~初冬にかけ、たくさんの鮭が群れをなして帰ってきます。なかでも、大川は昔から鮭漁が盛んに行われ、毎年鮭漁の時期を迎えると、鮭が帰ってくるのを心待ちにしていた漁師たちで川原もにぎわい、活気づきます。大川の鮭漁は、古くから伝えられている「コド漁」という漁法で行われており、この漁法は、全国的にも他に類を見ない大川独特のものです。

漁の最盛期は9~12月中旬で、時期になると大川の河口付近はコドで埋め尽くされます。

http://www.iwafune.ne.jp/~sanpokusho/kodo/kodoryou.html

12月第2土曜には寝屋漁港で「イヨボヤまつり」開催。

けんさ焼き

「けんさ焼き」という名前の由来は、上杉謙信が諸国を遠征した際、戦時兵糧として剣の先におむすびを刺して焼いて食べたからだと言われています。

郷土料理として県内各地で親しまれていて、味付けも様々です。ここ山北では「くるみ味噌」を塗って「いろり」で焼き上げるの一般的で、主に山間部の集落で作られます。

けんさ焼は、5月5日の日本国の山開きのイベント会場でも販売されます。

山北地区全域[Map]📍

​八幡宮の祭典

国指定天然記念物であり、日本海の荒波に洗われ、海へ突き出たような約80メートルの小高い山が筥堅八幡宮社叢です。山頂には今から約1,080年前、筥崎八幡宮(福岡)の分社として建てられたと言われる筥堅八幡宮が祭られています。神の山として社叢内を保護したため原始林層が保たれており、カヤ・アサダの大樹は県内一と言われ、近年ではパワースポットとして女性にも人気があります。 毎年9月上中旬ごろ開催される八幡宮の祭り。初日の土曜日には神輿巡行や花火大会が、日曜日の本祭では奉納相撲大会が行われ賑わいます。

​体感する

体感

赤カブ漬け・味噌造り体験

山焼きの畑で栽培された赤カブだけを使った赤カブ漬けは、適度な歯ごたえと、辛味が調和した漬物として好評です。「赤かぶ漬けは何で色をつけているのですか?」時折こんな質問を頂きます。赤かぶ漬けの色は自然の色です。酢と砂糖と塩だけ、他に何も使っていないことは、体験すればわかっていただけます。
山熊田のさんぽく生業の里では、夏に山焼き、種まきをし、晩秋に収穫した「赤かぶ」を、受け継がれるこだわりのレシピで漬け込み体験ができます。
また大毎の豆工房丸長さんでは味噌造り体験も楽しむことが出来ます。

小俣宿・小俣そば祭

かつて日本の主要道であった出羽街道の宿場街として、出羽三山への参拝者など多くの人びとが訪れました。明治維新では戊辰戦争の戦場となり、集落のほとんどが焼き払われました。その跡に再建された家々が現在も残っており、この貴重な小俣集落の街並みを作っています。心のふるさとを感じさせてくれる趣があります。

秋には、集落の人々手作りのイベント「そば祭り」が開催されます。(要予約)

小俣白山神社の大杉

大杉の高さは約39mもあり、目通り幹囲は10.2m 推定樹齢1,200年。

新潟県の指定天然記念物に1989年に指定されました。

小俣宿の先100mぐらい進んだところに小さな入り口があり、奥に進むと神秘的で澄んだ空気が漂う小道が鳥居迄続きます。階段を登った一番上にどっしりと大杉がたたずんでいます。

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