SUMMER in SANPOKU

風景を観る

 

国の名勝天然記念物(県立自然公園)指定の絶景海岸。

今や美しい海の代名詞といってもいい、見事な景観を誇る全長11キロメートルの笹川流れ。その名は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地笹川集落の名にちなんで付けられたといいます。四季折々、それぞれの魅力を放つ笹川流れ。一度訪れたら、この素晴らしい景色のとりこになることうけあい。鑑賞に値する美があります。

笹川流れの名勝

県内屈指の海水浴場で、県内のみならず、東北や関東などからも多くの海水浴客で賑わいます。

眼鏡岩

美しい笹川流れの景観を、より高めてくれます。

びょうぶ岩

大きな岩山が、まるでびょうぶのように立ち並びます。

恐竜岩

恐竜が、両手をついている姿を連想させます。

舞子岩とニタリ岩

舞子岩は、義経の労苦をねぎらうため、義経の家来がこの岩をバックにして、船上できれいな舞を披露したことから、この名が付けられました。ニタリ岩は、源義経を笑わせたという、ユーモラスな岩。

君戻し岩(きみもどしいわ)

源義経が笹川流れの大きな景色に気がつかず、何気なく通り過ぎてしまった際に、義経の家来が景色を見せようと呼び戻したことが名前の由来となっています。

汐吹岩(しおふきいわ)

岩の中央に大きな空洞が開いており、洞窟の天井には穴が開いており、大波が入ると天井の穴から汐が吹き上げることから、この名がつけられています。

神が宿るシンボリックな金毘羅岩を中心に、北は大崎山、南は筥堅八幡宮まで、黒と白の玉石のコントラストが珍しい、抜群の透明度を誇る美しい浜です。遥か粟島を望み金比羅岩に沈む夕日は絶好のカメラスポット。夏は海水浴客で賑わい、春〜秋は磯釣りが人気です。 国道7号の高台から望む海岸と鉄道は、鉄道写真ファンには有名なスポットです。

日本海の荒波が創り上げた芸術的な海岸「笹川流れ」。

海が夏色に変わる頃に初夏の訪れを知らせてくれる岩ユリは、荒々しくそそり立つ岩肌のわずかな隙間に根を張り、その鮮やかなオレンジ色が岩肌奇岩を繊麗に彩ります。

旧山北町の町花としても親しまれてきた岩ユリは、ユリとしては珍しく真上に向いて咲きます。

6月下旬ごろから咲き始め、7月いっぱいぐらいまで笹川流れを賑わわせてくれます。

山の神に感謝と安全を祈願してお神酒を

山の神に感謝と安全を祈願してお神酒を上げた後、山の頂上付近に火を入れ下に向かって焼いていく。

ひと月の間にほとんど雨の降っていない大地を、猛烈な数のアブなどと闘いながら、山師たちを中心とした地元の人の共同作業で「火をコントロール」し焼くこと約6時間。

杉の木を伐採した跡地を焼いてリセットし、そこへ地元伝統野菜の「赤かぶ」の種をまく。今年の11月には赤かぶの収穫が最盛期となり、各家庭の味としてお正月には欠かせない「赤かぶ漬け」に。赤かぶ収穫が終わった土地は、また植林をして再生する。

真夏の渇いたのどを潤してくれる吉祥清水は「名水百選」にも選ばれ、近くの吉祥嶽を水源としこんこんと豊かに湧き出ています。 大洋酒造の吟醸酒『日本国』の仕込み水に使用され、この水で淹れたお茶やコーヒーはキリッとした味わいになり一味も二味も違う魅力に出会えます。 また湧水は夏でもひんやり、毎年7月に開かれる「大毎名水まつり」で振舞われる流し素麺も冷水で喉越しが良くなります。

中継の「ホタルの里」をはじめ、山北の田園では、清らかな水と大自然で育った幻想的で涼しげな蛍の光が楽しめます。

真夏の焼き付ける太陽を忘れさせてくれる、癒しの清涼ルートが山北には至るところにあります。 笹川流れももちろんですが、ドライブやサイクリング、ツーリングで山北に来たら、国道から外れて心のマイナスイオンを感じませんか? 府屋から大川を上った支流の中継川や小俣川は、夏の暑さを吹き飛ばす魅力的な清流が市道に沿って流れています。 川面にキラキラ映える夏の日差しと、アクアブルー、そして山の萌える緑とのコントラストは、つい足を止めたくなる清涼感です。 運が良ければ猿やテンなどの小動物に出会えるかも? 水を大事にしている山北は、この近辺でいち早く下水道普及率100%を目指した地域なのです。

文化を感じる

 

夏しか味わえない心地よい磯の香りと濃厚な旨み。

夏季限定で水揚げされる岩ガキは、山北の豊かな山の栄養分が注がれたこの海で育まます。身が大きく濃厚な「山北産岩牡蠣」は毎年各メディアで取り上げられるブランド岩牡蠣です。笹川流れの観光グルメとして欠かせない逸品です。